冷えにはやっぱりお灸がいい

・冷えてる状態=リラックスできていない状態
体が冷えている状態というのは、心身ともにリラックスできていない状態になっています。

また、冷えは万病の元ともいうくらい、冷えいている状態というのは体にとってもよくないのです。

冷えた体を芯からじっくりと温めるにはお灸が効果的です。

お灸は、不調に応じたツボに据えて、体の深部までじっくりと熱を届けることができるという点が優れているのです。

じんわりと暖かな刺激を続けることで、心身ともにリラックス状態へと導き、体が本来持っている自己治癒力を高めていきます。

また、お灸を据える時は、環境を整えるということも非常に大切です。
テレビやスマホを見ながらといった状態や、食事・入浴の前後は避け、お灸に集中できる静かな環境作りを心がけてみてください。

そして、お灸は『ほどよく温かい温度』を意識し、熱すぎることがないよう注意が必要です。

お灸の効果を持続させるためには

せっかくお灸によって温まった体が冷えてしまわないよう、普段から冷え対策をしっかりと取りましょう。

足元をあたためる
足の疲れや胃腸不良に効果があるとされる足三里や、不眠に効果的な失眠など、足には多くのツボがあります。

お灸のあとも、熱が逃げないようレッグウォーマーや靴下で足元をしっかりあたためましょう。

五本指ソックス・冷えとり靴下・締め付けない靴下など、種類豊富にございますので、
ご自分に合った靴下を選んでみてくださいね。

腹巻
お腹の冷えは内臓の冷えにも繋がります。
腹巻やお腹を包み込むような下着を身に着けて、しっかりとお腹を温めましょう。

内臓の冷えは女性ホルモンの分泌にも影響を及ぼしますので、女性は特にお腹まわりを温めることを意識してみてください。

お灸は一日一回

お灸は熱による刺激ですので、刺激が強すぎると身体に支障をきたす恐れがございます。
特にお灸初心者の方は注意が必要です。

そのため、お灸は原則として1日1回とし、1回のお灸で据えるツボは2~3ヶ所に抑えましょう。

また、お灸タイムは、食事や入浴は避け(30分~1時間前後)、就寝前などのリラックスした時間におこなってください。

体が温まると身も心もリラックス→妊娠しやすい体へ

お灸をツボに据えて熱刺激を与えることで、筋肉のこわばりを緩め、血流を促進するといった効果が見込めます。

体の冷えて筋肉のこわばったり、血行不良が起こると、内臓や生殖機能も低下してしまいます。
これが不妊の原因だと言われることも少なくありません。

妊娠しやすい体を作るためには、体を温めて心身ともにリラックスしている状態にしてあげることがとても大切です。