体の冷えをお灸で温めて妊娠しやすい体に
私たちの体は、ほとんどが水分で出来ています。
そのため、外気の影響を大きく受け、冷えやすい体質になっているのです。
体が冷えると血液の循環が悪くなり、体のあちこちに不調が生じてしまいます。
さらには、日常の動作や姿勢によって体が歪んだりねじれたりして、様々な不快症状を引き起こします。
体の不調は、痛みやくすみとなってツボに現れます。
このツボを刺激することで様々な体の不調を改善していくというのが東洋医学の考えです。
東洋医学には、ツボを刺激する治療として鍼・指圧・お灸など多くの方法があります。
中でも、お灸は「熱」によってツボを刺激する治療法で、血液がスムーズに流れるよう促します。
お灸を続けることで体は温まり、代謝が良くなったり免疫力もアップします。
子宮も元気になりますので、妊娠力が高まり、妊娠しやすい体を作ることができます。
妊娠力を高めるには、「冷えない体」を作ることがとても大切なのです。
体のツボに的確にアプローチ
東洋医学では、体の中に「気・血・水」という流れがあると考えられています。
「気」は元気・気力、「血」は血液、「水」は体内の水分です。
そして、「気・血・水」の流が悪くなって滞りが出来ると、体に不調が生じる原因となるのです。
この「気・血・水」の通り道が「経絡」と言われ、ツボはこの経絡で繋がっています。
そして、ツボにお灸をすえることで、体のツボに的確にアプローチしていくのです。
お灸の熱がじんわりと体の深部まで届きます。
この熱によって体が芯から温まり、「気・血・水」の流がスムーズに流れ、ねじれを戻し、体質改善・妊娠しやすい体へと導きます。
お灸と不妊治療は相性抜群
日本では、昔からお灸を使った治療が積極的に取り入れられてきました。
日本は、高温多湿な環境にある上、お米やお味噌汁といった水分の多い食事が中心の日本人は、体に水分を多く保持しています。
そのため、日本人の体は冷えやすく、皮膚も薄いため寒冷の影響も大きく受けます。
わずかな刺激だけで、体を芯からじっくりと温めて不調を改善することができるお灸は、日本人の体質や環境にぴったりだったのです。
昔からお灸が愛用されているのは、きちっと効果があり、私たちの体にぴったりと合っているからなのですね。
お灸は、もぐさに火をつけて行います。
そして、もぐさの原料となっているのは、よもぎです。
よもぎとは、昔から親しまれ食用にも用いられている植物です。
薬は一切使用しておりません。
そのため、自然の力で妊活したい方はお灸が最適です。
体にも優しいお灸は、不妊治療は相性抜群といえるでしょう。
不妊治療でお困りの方は神戸市 垂水区にあるチョウ鍼灸整骨院にご相談ください。